「首」がつくところのストレッチ

人間の体で、「首」がつくところは、血管が収縮しやすく冷えやすいということをご存じでしょうか?
人の体には、上から首、手、足と3つあり、昔から「首」がつくところは冷やさない様にと言われてきましたね。

 

 

したがって、その首がつく部位を冷やさないようにしたり、手・足首をストレッチや揉みほぐしたり、マッサージすることで柔らかくして温めれば、血管が開き全身の血流促進にも好影響を与えるのです。

 

 

血圧が上がるのは、血管が収縮することで血液の流れが悪くなり、それを改善する為に血圧があがりますので、こうした「首」のつくところを温めたりストレッチや揉みほぐしたりすることは理にかなっていると言えます。

 

 

また、こうしたストレッチをやるのは、入浴時を利用するのもお勧めです。
何故なら、お風呂に入って湯船に浸かれば体の芯まで温まり、リラックス効果も得られ、自律神経の副交感神経が優位な状態を作ることで血管も広がります。

 

 

この自律神経は、交換神経と副交感神経があり、この2つが交互に体を支配することが血圧にも大きく影響しています。
昼間は交感神経が働くことで緊張状態にあり、血管が収縮して血圧も高めになります。逆にリラックス状態の夜寝る時は、副交感神経が働き、血管も広がり血圧は下がる傾向があります。

 

 

こうした入浴時のリラックスした状態でストレッチやマッサージすることで、自律神経のバランスがよくなり副交感神経の働きを更に良くすることができますし、その状態でベットに入ればスムーズに眠りにつけますね。
その結果、体調も上向くと同時に、血流も良くなり高血圧も下がってくるのです。

 

 

ただ、手首を反るようなストレッチや足首を回したり、ふくらはぎなどのマッサージをして、その場ですぐに血圧が下がったとしても、継続して続けなければ、もとの血圧の高い状態に戻ってしまいます。
その為、毎日の習慣にストレッチなどを5分ほど取り入れて、気持ちが良い程度に続けられる範囲でやってみると良いでしょう。

 

 

なお、血圧が高い人は、特に冬場はお湯と外気との温度差がある為、心臓にも負担が掛かるので入浴には気をつける必要があります。(<お勧めの入浴法はこちらをご覧ください。)

 

 

1日5分からのストレッチで血圧を下げる画期的な治療法!

 

高血圧下げる「福辻式」DVDの詳細を見てみる

 

 

TOPへ