太もも軽く叩いて血圧を下げる
足の血液の循環を改善すると、血圧が下がりやすくなるのをご存じですか？
足の筋肉には、収縮と弛緩を繰り返し、重力に逆らって血液を心臓に送り戻すという働きがあるのですが、疲労が溜まったり運動不足などで足の筋肉に弾力がなくなったり衰えたりすると、血液の循環が悪くなります。
そうなると、心臓はより血液の流れを良くしようとして血圧が上昇します。そして、この血圧が上がるのを防ぐには、筋肉の弾力を良くすることです。
その血圧を下げる簡単にできる方法が、筋肉量が多く血液も集まっている足の太もも軽く叩くことです。
これをすることで、体全体の血液の循環を良くなり、血圧が下がりやすくなります。
やり方としては、床や椅子に座って軽く背筋を伸ばします。そして、軽く足を開いて楽な姿勢をとり、手を軽く握り小指側で、風市というツボを心地よい程度の強さで３分から５分程度を目安に叩くようにすると足の血圧循環が良くなり血圧は下がります。
※風市というツボは、東洋医学でも血圧が下がるツボと考えられており、まっぐに立って体に沿って手を下して中指を伸ばした先のところがツボになります。
足に滞っていた血液の流れがスムーズになることで、心臓に戻るのを助けることで、全身の血液循環を改善につながり、短期間で血圧を下げることが出来ると言われています。
この太ももを軽く叩くことは、筋肉を緩めるストレッチ効果とツボ刺激の両方を併せ持つ血圧を下げる方法になります。
ですが、太ももを叩く時に力を入れて叩いてしまうと筋肉は緊張して緩まなくなり血圧も下がりません。
ですので、力を抜いて心地よい程度で叩き、頑張りすぎないようにリラックスして行うことがポイントです。
１日５分からのストレッチで血圧を下げる画期的な治療法！
