足と腕を十分に揉みほぐそう!
高血圧を改善したり、予防するには足と腕を十分に揉みほぐし柔らかくすると良いですね。
年をとるにつれて高血圧に悩む人が増えてきますが、その原因のひとつとして姿勢が悪くなり体も硬くなってくるからだと思われます。
年齢を重ねれば、どうしても腎臓や膀胱といって臓器にも疲労が出てくるようになることで、姿勢も自然と前のめりになり猫背になったり、顎も前に出て背骨やその首の部分である頸椎が圧迫されて硬くなりやすくなるんです。
すると、後頭部への血の巡りも悪くなり、心臓が血液をより多く流そうとうる為に血圧があがりやすくなります。また、加齢により腎臓の機能が十分に働かなくなってくると、血液をろ過する働きも悪くなってきます。
その為、血液がドロドロとした状態で体内を巡るようになり、血管がつまって動脈硬化などの病気を起こしやすくなります。そして、こうした高血圧の問題を解消するのに効果的な部位は足と腕です。
ここををストレッチや指圧、マッサージなどをするのです。
特に、足先や手先は、末梢血管に繋がっていますので、血液が流れにくく滞りやすい部位です。足と腕には血液循環のもととなる大動脈も走っており、そこから小動脈が網目状に張り巡らされているので、ここをストレッチやマッサージなどで柔らかくして、適度に刺激を与えることは、高血圧を下げたり、その予防には大変効果的です。
こうして小動脈が刺激されると、心臓から血液を動脈に流す働きを調整する血管拡張神経が反応して、血液の流れが良くなり、血圧が下がってくるんですね。
また、足首と頭を支える首とは連動しており足首をほぐすと、首のこりがやわらいできます。首のこりで血圧が上がるのは、頚椎の中を通っている血管が圧迫されるていることが主な原因ですので、首の頸椎を柔らかくし圧迫を取り除くことで血圧が下がってくるようになります。
一般的に高血圧が続くと、血管が圧迫され血管壁が硬くなって血液が流れにくくなりますし、加齢によって血管が細くなって弾力も失われてくることで、高血圧での危険が高くなります。
ですが、ストレッチや指圧、マッサージで身体を柔らかくすることで、その硬く細くなった血管に、最も手軽で効果的な刺激を与えることが出来るのです。
ストレッチでの気持ちいい刺激は、心と体の緊張をほぐして、体の深部まで刺激が届くので体温があがり、血液が体の隅々まで流れやすくなることで血圧の安定にも繋がります。
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