身体の前面を伸ばす血圧を下げるストレッチ

胸やお腹の筋肉、更には足のすね、甲などの筋肉が縮んで硬くなっていませんか?
考えてみれば、日常生活での歩いたり座ったりする動作も、ほとんどがお腹側に体を曲げる姿勢になり、体を後ろに反ったりすることがありませんよね。

 

 

その為、股や膝、足などの関節なども硬くなり、血管も圧迫させて足先の血行も悪くなり、血圧も高くなりがちです。
特に普段あまり運動などをしない中高年の方に多く見られます。

 

 

そのような血圧が高めな人は、体の前面を伸ばすストレッチを行うと効果的です。
やり方としては、まず床に正座して後ろ側にゆっくりと体を倒し、床に背中をつけて、両手を伸ばして仰向けになり、この状態を10秒程度保ちます。

 

 

このストレッチをすることで、足のすねや甲、ももの大腿四頭筋、お腹の腹直筋、胸の大胸筋などのつっぱりを伸ばすことが出来、足先の血行も良くなり、血圧を下がりやすくなります。
更に、肩や股、膝、足の関節などの可動域が広くなるなどの、動きの改善にもなるでしょう

 

 

実際に私の知る限りでは、体の柔らかい人は高血圧などもなく、歳をとっても元気に自分の足で歩きまわっている活動的な人が多いように思います。
いずれにしても、歳をとれば誰しも体が硬くなってくるものですが、いかに筋肉を柔らかく保っていけるかが、長生きする秘訣と言えそうです。

 

 

なお、この身体の前面を伸ばすストレッチは急に行うと、足がつれたりすることもあるので、ゆっくりと注意しながらおこなってくださいね。

 

 

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