ツボ押しの効果!その場で血圧を下げる理由
このサイトを見ている方で、ツボ押しやストレッチだけでそんなに血圧が下がるのか?
そのツボ押しの効果を半信半疑の人もいると思います。
クスリに頼らないのに血圧が下がるの?と疑いの気持ちをもつのもわかります。
ですが、ツボ押しには脳を刺激して、自律神経を調整するすることによって、本来あるべき自然の血圧にコントロールする働きがあるんですね。
ツボ押しはご存じのように東洋医学の治療法のひとつで、主に中国を中心に発達してきました。
東洋医学では、体の好不調は気の流れによって生じ、気が病むと文字通り病気になると考えられています。
ここでいう気というのは、いわば体をめぐるエネルギーのようなもので、気の通り道が経絡、そして経絡の要所にあり、気の流れを調節しているところがツボと位置づけられています。
ツボは神経が集中している場所と言え、脳は全身の情報を集め体に異変がないか常に確認しており、何か異変があれば各部に指示します。
その情報ネッワークはクモの巣のように全身に張り巡らされていて、その神経が重なり合っている交差点と言えるのがツボです。
神経が集中している箇所は、道路の交通渋滞が起こりやすいのと同じで、これを改善し、体の異変を脳に素早く伝えるために交通整理する働きをするのがツボ押しなんです。
実際、ツボ押しすると、ツーンと響くのは神経に触れている証拠。
ツボを刺激すると脳へとすぐさま情報が伝わり、視床下部がその情報を受け取ります。
視床下部は脳の中心に位置し、自律神経の中枢であり、血圧や体温の調整、食欲などのコントロールなどを行っています。
ツボ押しにより渋滞が緩和され、脳へ素早く情報が伝達され、視床下部から身体の修復指令が出て、血圧が下がりあるべき状態に調整されるということです。
何より、降圧剤で無理やり血圧を下げるわけではないので副作用もありません。
本来、人間の体は正常に働いてさえいれば、病になる前にきちんと治してくれるはずです。
ツボ押しは体を正しく機能させるためのスイッチのようなものではないかと思います。
なお、ツボ押しやストレッチが正しくできていない人が大多数です。
適当な場所を押すのでは、やはり効果はあまりありません。
効果的なストレッチをやったり、ツボを上手く押すには、市販本やユーチューブなどの無料の情報では不十分ではないかと、高血圧下げる「福辻式」で気づかされました。