血管強化はつま先立ち、ふくらはぎ揉みのどっちが効果的？
血管強化や高血圧を下げるのはつま先立ち、ふくらはぎ揉みのどっちがより効果的だと思いますか？
最近は健康雑誌などにも、血管を強化するする方法として、ストレッチやマッサージなどが数多く取り上げられるようになりましたね。
そして、ふくらはぎの筋肉は足腰に滞りやすい血液をポンプのような働きをして、心臓へ送り返す役目をしています。
ですが、筋肉量が減ったり硬くなって動きが悪くなってしまったりすると、血液を重力に逆らって心臓に戻す仕事が十分に出来なくなってしまいます。
そうなれば、老廃物が足に溜まりやすくなったり、むくみも起きますし、体の末端である足先などの血流が悪くなり血圧が高くなるのはもちろん、冷えも酷くなってきます。
更に、足の筋肉を動かさないことはそれだけではなく、静脈がうっ血して血液が固まって血栓を生じやすくもなるのです。
その為、ふくらはぎの筋肉をほぶしたり鍛えることが多くのメディアでも取り上げれれているわけです。
ですが、一時流行っていたふくらはぎ揉みなどのマッサージをするだけでは、十分な効果が期待できないのです。
何故なら、ふくらはぐの筋肉は大きいので、それがこり固まっていると、手の力だけでは手に負えないからです。
また、血圧を下げたり血管を強化するには歩くこと、ウォーキングが良いと言われますが、これはふくらはぎの筋肉を引っ張って収縮させたり、緩めて膨らませることを繰り返すので、血液は心臓に送られていきますし、筋肉を鍛えることにもなるのです。
そして、ウォーキングのように外に出ないで、もっと手軽にということで、つま先立ちが脚光を浴びるるようになってきました。
この効果は、筋肉を刺激して筋肉の収縮を促して血液の流れを良くするだけではなく、つま先立ちしている時は、筋肉を絞り込むようになり、その瞬間は血管も圧泊されます。
これにより血流を制限した加圧トレーニングのような効果も加わるんですね。
また、血管が圧迫されると、血液が一時的に減って酸素不足が起こるのですが、そうなると血液中で乳酸の濃度が急激に高くなり、それによって脳下垂体から成長ホルモンの分泌が促進されることが分かっています。
この成長ホルモンは、体のあらゆる臓器の新陳代謝を高めます。
その結果、脂肪や血糖の代謝を高めたり、血管の修復にも働きかけるのです。更に、動脈から血管を丈夫にする一酸化窒素が分泌されます。
動脈は筋肉の奥にあるので、手のマッサージは十分にアプローチができません。
このようにつま先立ちというストレッチ(エクササイズ）は、何度も繰り返し血圧や血管の改善や若々しさを守ってくれるのです。
つま先立ちのやり方はとても簡単です。足を肩幅程度ほど広げて真っ直ぐに立って、３秒かけてかかとを上げて、その状態を３秒間キープします。
これを１０回くらい繰り返しましょう。ふらつく人は椅子などに使って行って下さいね。
最も効果がある方法に絞った１日５分からの簡単ストレッチ！
