血行を良くする体操
高血圧を下げるには、ストレッチや体操で血行を良くすと効果的です。
手足の末端の血行を良くすれば、全身の血行も改善され血圧は下がります。
●手足をブラブラさせる
@立った状態で、片足を上げ、両手と一緒に手足をブラブラさせます。
足を変えて、同じように行います。
A椅子に座った状態から両手で太腿を抱え、足を交互に振り上げるようにします。
※1セット30回程度を目安に、1日3回行うようにしましょう。
●両腕を伸ばす
一般に多くの人は首の骨がどちらか一方に傾いています。
傾くことで、その部分の血管が圧迫され血行が悪くなりがちです。
改善法としては、両腕を伸ばしたストレッチが効果的で、首から上の血行改善に効果があります。
やり方としては、肩の高さに両手を上げ、指をめいっぱい広げ、その状態から、両手を押し広げるように伸ばします。
そして、手のひらを反らしてさらに腕を伸ばします。
この状態を、ゆっくり10秒から20秒程度かけて行うようにします。
目安としては5回程度繰り返して行うようにすると良いです。
●腕の筋肉を動かす
腕の筋肉を動かし柔らかくすると、全身の血行が良くなり、動脈硬化などの改善にも効果があると言われています。
効果的な体操は、肩幅と同じくらいに両足を開き、左右の腕を交互に、大きく前後に振り上げるようにします。
この時にへその当たりに力を入れて膝でリズムをとりながら行うようにします。
1セット、20回くらいを目安に、休憩を途中に入れながら3セット程度目安に行います。
動脈硬化が進んでいる人には、ストレッチや体操で手足の血行を促すと血圧が下がります。
自宅でお金をかけずに、気軽に空いた時間に出来ますので、日常生活に積極的にストレッチや体操を行い、血行を良くして血圧を下げるようにしましょう。