指先のストレッチ

指先を反らしたりするストレッチをすると、全身の血液の巡りが良くなって血圧が下りやすくなるのをご存じですか?
そもそも指先には神経細胞が多く、それが脳につながっていることから、手は第2の脳と呼ばれたり、足は第2の心臓と言われていますね。

 

 

これは逆に言えば、体の末端である手足の指の先まで血の巡りが良くないと、血管の病気や心臓病、高血圧をはじめとした生活習慣病をも引き起こしかねないということです。

 

 

そして、手や足にはツボが寄り集まっており、特に手には、東洋医学でいう精神的な疲労などを緩和する肺経や心包経、心経などの気の通り道である経路が流れており、いわば全身に気を送り込む出発点とも言えるのです。

 

 

そこで、全ての指をくまなく動かすことで全身の血液の流れを良くすることができ、高血圧を下げたりと気の循環も良くなるんですね。
結果、指先まで血行が良くなれば手が温まってきますね。この状態は心臓から最も遠い身体の末端まで血液が十分に行き渡って、全身の血行が良いということに他ならないのです。

 

 

そこで、10本の指をくまなく動かすには、指先のストレッチが最も手軽で簡単に出来ます。
基本は、伸ばしたり、反らす、開くといった簡単な手の動作で、これらを組み合わせて行うことで、普段使っていない筋肉などを動かすことになり、これが経絡への刺激となって、全身の血液の流れを良くしてくれ、高血圧も下がるのです。

 

 

そして、指先のストレッチのやり方にも色々あるのですが、例えば手のひらを反らすストレッチは、まず両手のひらをこすりながら左右のどちらかい一方の手を上にずらしていきます。
次に、上にあげた方の指先で、もう一方の指先を包むようにして指と手のひら、手首を反らせます。

 

 

これを反対の手のひらも同様に行います。これを10回から15回ずつを目安に行って下さい。
このように単に指さきや手のひら、手首を反らすだけでなく、こする動作を加えることで、より手の血行が良くなり血圧を下げる効果が期待出来るでしょう。

 

 

より血圧を下げて健康と若さも保つ1日5分から出来る簡単なストレッチ

 

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