ストレッチで毛細血管の衰えを防ごう!

体を柔らかくするストレッチは、毛細血管の衰えが原因で起こる高血圧に有効ですね。
高血圧には、病気や薬などの副作用などの特定の原因で血圧が上がる二次性高血圧と、原因が特定できない本能性高血圧があります。

 

 

そして、その9割以上は本能性高血圧と言われており、何故起こるかは色々な意見がありますが、最も大きな原因として毛細血管の血液不足とも言われています。

 

 

毛細血管と言うのは、動脈や静脈から細かく枝分かれし全身に網目状にくまなく張りめぐらされていて、直径5〜 10μmと髪の毛よりもさらに細かい血管のことです。

 

 

この毛細血管を通して血液から酸素や栄養が体中の細胞に運ばれます。そして、老廃物や二酸化炭素などの不要物が再び毛細血管をとおして回収され、静脈へと合流されていくのです。
毛細血管の総延長は、地球の約2周半分(10万キロ)に及ぶとも言われ、目に見える静脈や動脈などの太い血管は、そのうちの数百メートルにしかすぎません。

 

 

このことからも血流循環の良い悪いが健康に大きく影響してくることが分かりますね。
そして、何らかの原因で血行が悪くなると、細い血管から目詰まりを起こしていき、やがて血流が途絶えて死んでしまい、その数が年々減っていくことになります。

 

 

このことは、ある説によれば毛細血管は年齢と共に減って行き、60歳までに一番多い30歳以下のピーク時に比べ40%が喪失すると言われています。
そして、血液は心臓から遠くなるほど流れにくくなるので、体の末端まで流れを良くするのはとても大変なことなんです。例えば、血管が動脈硬化で狭くなったり、血液そのものがドロドロしてきたら血液の流れが滞りがちになってしまいます。

 

 

これが毛細血管にまで及ぶと、体の隅々まで酸素や栄養が行きわたらなくなり、身体に様々な支障がでてくるようになるんです。
そうならない為に、体は血液不足を何とかしようとして、心臓が更に強い圧力をかけて血液を送ろうとして、血圧が上がってくるようになります。

 

 

この血圧の高い状態は、毛細血管にとっては大きな負担で、その状態が長く続けば、血液の流れが改善するどころかより疲れて弱ってきて、さらに死んで数が減ってきます。

 

 

つまり、毛細血管が弱ればそれだけ血圧が上がり、血圧が上がるほど減ってくるという悪循環になってしまう事になります。
そして、誰しも年をとると筋肉や関節が硬くなってきますが、体が硬くなると言うことは、血管まで硬くなり動脈硬化が進み、血管のしなやかさが失われていきます。

 

 

ですが、血液が体の末端の毛細血管までスムーズに流れるには、血管がしなやかでなければいけません。
その為には、筋肉や関節を伸ばして体を柔軟にするストレッチが効果的です。
ストレッチをすることで、血管が若返りしなやかになることで、血液が体の隅々までの行き渡り、血圧が下がり上がりにくくなるのです。

 

 

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