高血圧の運動のリスク
高血圧のない健康で長生きをする為には、ウオーキングなどの体に負担の少ない運動を継続して、一定時間行うことが大切と言われていますね。
では何故、健康な体はハードなトレーニングではなく、軽い運動がらもたらされるのでしょうか?
それというのも、ハードで体に負担が大きい筋肉を使う運動をすると、血液中に赤血球が増えてしまうリスクがあるからなんですね。
そうなると血液がドロドロとして粘着性が増し、血液が血管内をスムーズに流れにくくなり、血管壁に老廃物などが溜まりやすくなることで、動脈硬化を招くコブ状の固まりであるプラークも出来やすくなるのです。
(血液がドロドロとは、赤血球や白血球、血小板の量などに異変が生じることにより、血液が流れにくくなっている状態のことを指します。)
更に、血の固まりである血栓もできやすく、それが剥がれると高血圧の合併症でもある心筋梗塞や脳卒中なども起こしてしまいます。
高血圧には運動が良いと言っても、ハードな運動をして汗をかきすぎると、体内の水分量が減少し、束の間でも血液がドロドロになることもあるので、特に普段から血圧が高い人は注意が必要でしょう。
その他にも、赤血球が増えるリスクを高める要因になるのは、高血圧はもちろん、ストレスや肥満、喫煙などの悪しき生活習慣があり、それに伴って血液がドロドロになりやすいのです。
また、普段あまり動かない人が取り組む時はハードなものはせず、体に負担の少ない運動から始めることが大切ですね。
このような条件にぴったりなのがストレッチでしょう。
いずれにしても、私たちの体は内臓から始まり、その殆どは筋肉で出来ていますので、健康で元気な毎日を送るには、筋肉を柔らかくして血液が良く循環するようにさせ、高血圧を下げるようにしましょう。
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