交感神経が働き過ぎると高血圧の悪循環に陥る
交感神経が働き過ぎると高血圧の悪循環に陥ってしまうことがあることをご存じですか?
何故なら、血圧は少し緊張するとすぐに上がるというように、高血圧は交感神経と直接的に結びついているからなんですね。
例えば、交感神経が働きすぎていると、夜になっても副交感神経に変わらず、寝つきが悪くなったり、熟睡が出来なくなるなど、睡眠不足になり更に交感神経が高ぶって、アドレナリンが必要以上に働くようになり、さらに血圧が高くなるという悪循環に陥りやすくなってしまうのです。
また、自律神経が乱れている人は、夜寝ている時に血圧が高くなる夜間高血圧になりやすく、そうなると睡眠中の殆どが高血圧になっていることも多く、1日の3分の1は血圧が高い状態で過ごしているということになります。
しかも、日中は血圧が下がっていることから、気づかれずに長期間放置されてしまうことが多く、ある日突然に脳梗塞や心筋梗塞を発症してしまう危険性が、通常の治療を受けている人に比べ、およそ3倍も高くなるという調査結果もあるんですね。
このような高血圧だと分かりにくい症状を、正常な血圧が仮面をつけているという意味合いで、仮面高血圧とも言われます。
そして、あなたが夜に寝つきが悪かったり、眠りが浅く朝になっても疲れがとれない、手足が冷える、便秘や下痢をしやすい、頭痛が頻繁に起こる、目や喉が渇いて不快感があるなど、これらの症状の内、3つ以上当てはまるようなら、交感神経が優位になっていると考えられるので、夜間の血圧についてもきちんと調べておくようにした方が良いでしょう。
最近は、夜間睡眠時に自動で血圧を測定して記録してくれる血圧計もあるので、利用してみるのも良いかもしれませんね。
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また、高血圧対策というと減塩などの食事制限などが考えられがちですが、高血圧の人でも塩分が直接関係しているという人は、およそ半分と言われているんですね。
従って、半分の人は減塩をしても血圧が下がらないということです。
このような人は、寝る前に布団の上でのストレッチなどをして体を柔らかくし、血液の流れを良くすることで、手足の冷えの改善にもなり、寝つきも良くなるなどぐっすり眠れるようになることで、自律神経のバランスも整って、夜間高血圧をはじめとした血圧が高い状態の改善にも繋がり、しいては脳卒中や心筋梗塞の危険性も格段に下げることにもなるでしょう。
いずれにしてもストレッチは気持ちがいいので続けることは、とても簡単なはずです。
調理の面倒さや、味の成約などがある食事制限などに比べたらずっと続けやすいですし、降圧薬などの副作用の心配もいらないので、最も安全で効果的な方法と言えるかもしれません。
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