睡眠について

高血圧の方は眠れないという不眠の方が多いですね。
そもそも人間の体は体内リズムによって、昼間より夜間の血圧のほうが低くなりますが、寝つきが悪ったり眠りを妨げられたりして睡眠不足になると、疲れが十分に回復しないので、体調もすぐれなくなり、ストレスも高まって血圧があがってしまいます。

 

 

このように睡眠不足は血圧を上げる要因ですので、質の良い睡眠をとることが大切で、睡眠中は自律神経のひとつである副交感神経に変わり、心拍数なども減り血管が拡張することで血圧は下がります。
その為、睡眠を十分にとることは高血圧改善にも繋がります。

 

 

更に睡眠不足の状態が続くと、血圧が高い状態のままになることで動脈硬化も進行してしまいます。
一般に成人に必要な睡眠時間は、7.5時間と言われていますが、熟睡でき質の良い睡眠がとれれば、4、5時間程度でも十分とも言われています。

 

 

とは言え、特に高齢になれば、なかなか思うように眠れないものです。
なかなか眠れないという人は、少し暖めたミルクを少量飲むようにすると良いです。
ミルクに含まれる脂肪酸がメラトニンなどの睡眠物質に変わるからです。

 

 

寝る30分から1時間くらい前からは、テレビやパソコンなどの明るい画面を出来るだけ見ないようにすることが必要です。
寝る前にはついテレビなどをぎりぎりまで見てしまいがちですが、そうすると脳の神経も興奮してしまい、眠気を誘う役割があるメラトニンの分泌が抑えられて寝つきが悪くなってしまうのです。

 

 

同じように、寝る前のカフェインが含まれるコーヒーやお茶は避けるようにした方が良く、また、寝酒は少量なら身体がリラックスして良いのですが、多く飲むとかえって眠れなかったり、睡眠が浅くなるので飲み過ぎには気をつけるようにしましょう。

 

 

また、寝具にも気を配るようにようにして下さい。
重い布団は体を圧迫して血圧を上げ、心臓に負担をかけてしまいます。その為、布団はこまめに干してふかふかの軽い状態にしておきましょう。羽毛布団なら最適ですね。

 

 

更に、枕も高すぎるとそれだけ首の曲がりが大きくなり、脳の血液循環が悪くなるので注意しましょう。
尚、適度な軽い運動をして筋肉を疲労させておくとスムーズに眠りにつけますから、やはり5分程度のストレッチはお勧めです。

 

 

簡単なストレッチ5分で血圧が短期間で下がる画期的な血圧改善法!!

 

高血圧下げる「福辻式」DVDの詳細を見てみる

 

 

 

TOPへ